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・社会人留学は逃げだと言われた
・帰国後のキャリアをどうしよう
・今更英語を勉強しても遅いかな?
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この記事ではそんな『社会人留学への漠然とした不安』を解決できる
【社会人留学のメリット7選】についてお話します。
社会人生活にも慣れてきて、自分の将来のキャリアについて考え始める時期、ありませんか?
私は社会人2年目から3年目にかけてこのまま公務員を続けて、
周りの友人と同じように結婚・出産し、ある程度昇進して、定年まで働くというルートを歩むのかな?これで良いのかな?と漠然と考えてました。
そんな時、コロナで今までの”当たり前”が一変し、
自分の人生だし、自分がやりたいことをやろう!
夢だった留学に行きたい!と思うようになりました。
思い切って社会人留学に行った私だから言えること。
『社会人留学は逃げではないし、メリットのほうが大きいです』
社会人留学に行きたいけど、なかなか一歩を踏み出せない人、必見です!
【結論】圧倒的にメリットの方が多い
社会人4年目で、社会人留学をして「本当に良かった」と心から感じています。
学生の時とは違った視点から勉強することができ、新たな価値観に触れることで自分の将来を一歩立ち止まって見つめ直す良いきっかけとなりました。
では、私自身が感じた「社会人留学のメリット」を見ていきましょう!
社会人留学に行くメリット①金銭的余裕がある
多くの留学生が口をそろえて「お金の余裕は心の余裕」と言います。本当にその通りです!
社会人を数年した私は学費や滞在中の生活費に加えて、ある程度の資金を持ってきました。
滞在中、お金の心配をすることなく勉強や娯楽を楽しむことができるのはお金の余裕があるからだと心から思います。
もし、お金に余裕がなかったら?
- 現地でできた友達との食事・旅行を断らないといけない
- 食費を削る→体調を崩す→病院に行く→余計にお金がかかるといった悪循環
- 環境の悪いシェアハウスを借りるしかできない
など、せっかく留学に来たのに勉強に集中できない環境で生活することになってしまいます。
社会人留学に行くメリット②自分の将来にしっかりと向き合う
留学生活中は社会人という立場を離れて、学生という新たな視点から自分について考えることができます。
私も日本にいる時は日々の仕事に追われて、自分の将来のキャリアを考えるのはまだいいや、
と後回しにしていました。
また、20代半ばに差し掛かり、周りの友達の結婚出産ラッシュを横目に「私もそろそろ結婚したいな。みんなが羨ましいな。」と、漠然とした焦りや不安を日々感じて
モヤモヤした気持ちになっていました。
しかし、海外で学生をしていると学ぶことの楽しさやクラスメイトとのキャリアの話などから、
自分が本当にやりたいこと・将来像をゆっくりと考えるようになりました。
社会人留学に行くメリット③人脈が広がる
留学生活を送る中で、日本にいたら知り合いになれなかっただろうな、という日本人の方や沢山の外国人のクラスメイトと友達になれます。
私自身、米国公認会計士(USCPA)の勉強をしているのですが、会計士の資格を持っているクラスメイトに勉強や会計士の仕事について話を聞くことができ、留学して良かったと改めて感じています。
人脈が広がることで、
- 仕事を探す際、紹介してもらえる可能性が広がる
- 困った際に助けを求めることができる
- さまざまな情報や価値観に触れることができる
などといったメリットが挙げられます。
特にカナダは、就職する際はコネが大事と言われています。現地に移住するにしても日本に帰るにしても海外で築いたコネクションは、思いがけない場面で自分を助けてくれることがあります。
社会人留学に行くメリット④知識の吸収が早い
これは、私の意見ですが社会人経験が、留学での学びを吸収する力をより効果的にしていると感じています。
理由として、
- 費用を自分で支払っている
- さまざまな背景知識がある(特にビジネス)
- 留学に対する目的意識の高さ
私も学生時代はフィリピンの語学学校でインターンシップをしていましたが、やはり友達と遊ぶことを優先してしまい、
帰国後に「自分は何を学んできたのかよく分からない」という状態になってしまいました。
これは目的意識の欠如が原因だったと反省しています。
しかし、現在は常に「留学の目的」を意識しながら、貪欲に学んでいます!
社会人留学に行くメリット⑤新たな価値観に触れることができる
特にカナダは移民を積極的に受け入れており、多様な文化や価値観に触れる機会が多くあります。
これは留学における大きなメリットのうちの一つだと私は考えています。
なぜなら、新たな価値観に触れることで自分の今後の行動が変わったり、思考のクセを直すことができるからです。
もちろん、自分の価値観が劇的に変わるといったことはないです。しかし、留学中に新たな価値観に触れることで
必ず視野は広がります!!
実際に私も、家族との時間を大切にしている人たちを間近で見て、
自分にとって「家族との時間」はとても大切なものだったのかと再認識し、帰国後は
その時間をもっと大切にしようと感じました。
社会人留学に行くメリット⑥今後の可能性が広がる
これは断言できます。
留学をすることで、
将来の選択肢は確実に増えます!!!
転職
留学中に培った英語力と専門性を武器に、転職という道もあります。
キャリアアップ
もし、休職して留学しているならば留学中に培った様々なスキルをもとに、復職後にキャリアアップの機会があるかもしれません。
移住
留学先で学歴や人脈を作る→現地就職する→移住
留学先でパートナーと出会う→移住
など、移住においても様々な道があります。
「1年だけ留学しに来たつもりが、こっちでの生活が気に入ってもう10年も生活している」という日本人の方に出会いました。
人生なにがあるか分かりません!
社会人留学に行くメリット⑦ストレスフリーな生活
私は現在カナダで、自分の興味のある分野を集中して勉強→ジムで運動・友達とカフェ巡りなどといった生活を送っています。
声を大にして言いたいです。
「日本で働いていた時よりも、ストレスフリーです!!!学生最高!!」
「勉強だけに集中できる環境最高!!」
- 仕事が大変…少し休憩したい…
- もう一度、自分の興味のある分野を集中して学びたい
といった社会人の方、ぜひ「社会人留学」という手も視野に入れてみてくださいね。
【番外編】デメリットもあります
費用がかかる
もちろん、かなりの費用がかかります。
例えば、
- 学費
- 税金(休職して留学に行く方は払う必要があります。)
- 航空券
- ビザ代
- 現地での生活費
など、私の場合最低でも学費で約100万円はかかりました。
たしかにデメリットではあります。
しかし、私はかなりの費用をかけてまで留学する意味はあると思います。
ただし、「目標もなく、なんとなく今の生活が嫌だから留学しようかな…」と思って留学するには高すぎる出費だと思います。きちんと目標を立ててから留学することをおすすめします。
キャリアに空白ができる可能性
退職して留学する方は今まで積み上げてきたキャリアが途絶えてしまいます。
特に日本に帰って再就職しようと考えている方は、
現在の状態(as is)
理想の姿(to be)
を整理し、そのギャップを埋めるため、留学で何を得るべきなのかといったことをよく考えてから留学すると良いかもしれませんね。
私自身は、留学へ行くことが自分の人生において大きな財産になると感じていますし、将来の理想の自分になるための必要な手段だと思っています。
まとめ:社会人留学の可能性は無限大。逃げではない!
私は何ヶ月も留学へ行くの悩んでいました。
社会人留学は逃げかな?キャリアは?結婚は?
ですが、
『きちんとした目的意識』を持ってそれに向かって行動するということをすれば、社会人留学の可能性は無限大だと個人的には思っています。
留学は人生において大きなイベントであることは間違いありません。よく検討し、自分の納得のいく決断をしてくださいね。
以上、社会人留学のメリット7選でした。